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という会話がメッセで出た。
いや、マジで勢いだと思う。後先考えなければ短時間でSS一本できる。
でも本当に後先考えなければ、なので読み返すとちょっと吐血しそうになるんだが。

砂漠であろうと、オアシスであろうと、地に足を付けている限り、私はあの女(ひと)の息吹を感じる事ができる。
もしかしたらそれは逆で、私の鼓動をあの女が感じているのかもしれない。
会った事は一度もない。育ててくれた姉だけが、あの女を知っていた。
幼い頃姉を母と呼びながら、どんな人なの?と良く尋ねた。
姉はあいまいな表情で、私に良く似ている、とだけ答えるのが常だった。
無理もない。私が尋ねたのは内面の事で、『知っている』だけの姉が内面まで知るはずもないのだから。
姉は不確かなことは、あまり言わない。

存在はいつでも身近にあった。私達の属性の所為かもしれないし、それこそ血の繋がりというべき物が私達の間にあったからかもしれない。
会った事はないのに。どこにいるかも私にはわからないのに。
それでも彼女は私を良く知っていて、どこにいてもちゃんと場所を把握しているのだ。
不公平だ、と不満を漏らしたのは大昔の事だけれど、本当はちょっとだけ今も思っている。

いつか、遠い未来にでも出会う事はあるだろうか。
旅の行き先が気まぐれにでも彼女が居る場所へ進路をとったなら。
私達は初めて会う事になる。


キャラクター内面編その1。ラナとその血族。

どこに居るとかは全然考えてないです。これから先も設定だけのつもり。
NPC作るときりがなくなるのが私なので。
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やらなきゃいけないことは山積みなのに 九月ですね
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